小さな会社の停電対策は、UPSより先に電源棚卸しから始める

小さな会社の停電対策は、UPSより先に電源棚卸しから始める のアイキャッチ画像 Power Solutions (途切れない力)
停電対策を機材購入で終わらせず、守る機器と復旧順を先に決める考え方。

小さな会社の停電対策というと、すぐUPSやポータブル電源を探したくなります。でも先にやるべきなのは購入ではなく棚卸しです。何を何分守るのかが決まっていないと、機材を買っても安心感だけで終わります。

停電時に全部を守る必要はありません。守るべきなのは、業務が止まると困る順番です。レジ、ルーター、NAS、作業PC、スマホ充電。会社によって優先順位は違います。まずここを見える化します。

最初に、止まると困る順に並べる

  • 通信機器:ルーター、ONU、Wi-Fi
  • 記録機器:NAS、外付けドライブ
  • 業務端末:レジ、受付PC、作業PC
  • 連絡手段:スマホ、モバイルバッテリー

この一覧を作るだけで、必要な電源容量がかなり現実的になります。すべてのPCを何時間も動かすより、まず通信を20分維持するほうが重要な会社も多いはずです。

復旧順を決めておく

停電から戻ったあとも、すぐ通常運転に戻れるとは限りません。どの機器から電源を入れるか、誰が確認するか、クラウド同期やNASの状態を見るか。復旧順が決まっていないと、焦って余計なトラブルを作ります。

買う前に測る

機材を買う前に、各機器の消費電力と必要時間をざっくり見ます。正確な電気設計でなくても構いません。『ルーターは30分』『レジは会計中だけ』『PCは保存して終了できればいい』という粒度で十分です。

小さな対策でも効果はある

最初の一歩は、機材購入ではなく表を1枚作ること。守る機器、必要時間、担当者、復旧順。この4つが見えていれば、買うべきものも買わなくていいものも判断しやすくなります。

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